今回私が購入したパテックフィリップのカラトラバ3919Jについてレビューブログを書いていきます。
目次
世界最高峰の時計メーカーは?
と時計好きの方に質問すれば、殆どの方がパテックフィリップと答えるでしょう。
パテックフィリップは一般の方にはあまり馴染みのない時計だが世界三大時計の1つだ。通称【雲上時計】とも言う。つまり“雲の上のような存在”という、世界最高峰の時計メーカーだ!
雲上時計とは
1.パテックフィリップ
2.オーデマピゲ
3.ヴァシュロンコンスタンタン
の3つだ!!
3つの中で特に順位がある訳ではないが、名実共にパテックフィリップは間違いなくNo. 1の時計メーカーだ!!
今回私が購入した時計は
カラトラバというドレスウォッチだ!
カラトラバの始まり…
カラトラバは1932年、パテック・フィリップの腕時計に初めてリファレンス番号が与えられだモデルだ。
それがRef.96(通称「クンロク」)
これがカラトラバ・コレクションの始まりだ!!
カラトラバり「機能がフォルムを決定する」という20世紀初頭のドイツのバウハウスの哲学に強く影響を受けて創作されたと言われている。丸型のムーブメントに丸型のケース、明確で視認性を追求したシンプルな文字盤で、そのピュアで時を超越したデザインは、極めて大きな影響力を持ち、その後の全てのラウンド型タイムピースの模範となったモデルである。
96はカラトラバの定番モデルで3796⇨5196・5296とモデルチェンジを続けている。
しかし今回私が購入したのは96モデルではない!!
カラトラバ3919というもう1つのカラトラバの顔ともいえるモデルだ!!
Ref.3520のデザインコードを受け継ぎ、新生として誕生したのが3919の系譜です。1986年~2006年頃まで製造され、発売以来、約20年にわたってパテックフィリップの広告などに起用されたのだ!!
96と共に、第2のカラトラバと呼ばれるほどとなったのだ!
広告として起用されていたので、誰もが一度は目にしたデザインではないだろうか!?
2006年に製造中止となり、現代のサイズ感である36mmの5119へと生まれ変わる。ちなみに5119は2019年に製造が中止となった為、現代のカラトラバにはこのデザインコードは無くなってしまった…。
3919スペック
●ムーブメント
手巻きcal.215
●防水性
日常生活防水
●ガラス材質
サファイアクリスタルガラス
●ケース材質
イエローゴールド/YG
●ケースサイズ
33mm
●ケース厚み
6.5mm
3919のケースサイズは33mmと現代の時計からすればかなり小ぶりだ。しかし本来ドレスウォッチは30mm〜35mm辺りが主流なので、そこまで違和感はない。
ちなみにリファレンス後のJとはYGのイエローゴールドだ。GがホワイトゴールドでRがローズゴールドだ。
33mmは手首の細い日本人には丁度良いサイズだ!!
実際に手首14.5センチの私が試着するとこんな感じだ!!
リストショット!
ラグを含めて手首全体にちょこんと乗るサイズ感は絶妙だ!!小ぶりだが計算尽くされた大きさはデザイン含め美しいの一言だ。
とにかく薄い!!
厚みも6.5mmしかないのでシャツやニットの中にスッポリ入るので収まりも良く、付け心地は最高だ!
愛車とパシャリ!
画像をご覧の通り、小さすぎる!!!
という事はないだろう。小ぶりな分、ドレッシーさが増している。
クル・ド・パリ
デザインで注目すべき点は
クル・ド・パリ
と呼ばれるベゼル部分のパターン掘りだ。
近くから見るとギザギザの凹凸がよく分かる。光に当たるとキラキラしてとても美しい。
27歳でカラトラバ??
正直、私のような若者にカラトラバは合わない。それは服装・持ち物、顔立ちもそうだが、20代では人生経験や渋さや深みがないからだ!
ならなぜカラトラバを購入したのか??
それはカラトラバを通じて、理想のダンディーなおじさまになりたいからだ!
カラトラバが似合うようになるのは男として深みが増してくる40代後半〜以降だろう。
カラトラバはまさに一生物だ!
なら一生物は早くに手に入れた方が良いと私は考えている。仮に80歳まで生きるとして、50歳でカラトラバを購入すれば30年しか着用できない。しかし27歳で購入すれば53年間もある。
それならカラトラバと共に理想的な男性になれるように……早めに購入した方が愛着も湧くし、何より理想により近づける気がする。
パテックフィリップは生産中止のモデルやアンティークだろうと永久修理を謳っているのも魅力の1つだ。まさに一生物…。
ーーー今後もカラトラバと共に人生を歩んで行こうと思う!!
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