ロレックスの定番のダイバーズウォッチであるサブマリーナ!!中でも1番人気のステンレスモデルの116610LNと114060LNを比較していきたいと思います。
目次
デイト・ノンデイトの歴史
現在、サブマリーナにはカレンダーが搭載されているデイト付きと、カレンダーなしのノンデイトの2種類がラインナップされています。
どちらも1965年にデイト・ノンデイトの2種類が登場しましたが、カレンダーのデイト付きの方が人気でロレックスの主力の定番モデルとして扱われていました。
それが色濃く選別されたのが現在のモデルの1つ前のRef.16610とRef.14060だ!!
デイト付きのRef.16610に搭載されているムーブメントはCal.3035です。一方のノンデイトのRef.14060に搭載されているムーブメントはCal.3000で、Ref.3035に比べて低コストで作られているムーブメントでした。
その為、ノンデイトは価格が10万前後安いだけでなくムーブメントも低コストで作られているので〝安い方のサブマリーナ〟と呼ばれるようになりました。
しかし現在のモデル114060LNではCal.3130に変更され、116610LNに搭載されているCal.3135との性能の差はなくなりました。
なので単純にデイト付きかノンデイトかは好みで選べるようになりました!!
しかしサブマリーナはデイト付きだ!というイメージや、カレンダーの利便性などから人気はデイト付きに集まっています。その為、買取金額や並行価格は定価よりデイト付きの116610LNの方が高い水準を保っています。
デザインの違い
中身のムーブメントはほとんど変わらない事が分かりましたが、見た目のデザイン上での違いはどれくらいあるのでしょうか。
116610LNと114060LNを並べてみました!
左が114060LN 右が116610LN
遠くから見ると見た目は殆ど変わりませんね。時計を知らない人が見たら違いに気づかないと思います。
少しアップで!
違いは3時の位置にあるデイトのみとなります。
2個試着してみた!
厚みやブレスなど他に違いはありません。
横から見るとサイクロップレンズがモッコリしてて目立ちます…。
私はノンデイト派です
サブマリーナはダイバーズ時計なので、カジュアルで使用する時計なのでカレンダー付きのデイトはあまり必要ないと考えています。デイト付きはドレスウォッチで良いと思います。
それにコレクションが3個、4個……とたくさん増えてくると、時計を着用しない期間が増えてしまうので当然時間は止まってしまいます。そしていざ着用しようとした時に時間だけでなく、日付も合わせるのがかなりめんどくさいからです。
これが手巻き時計なら良いんですが……自動巻となると話は変わってきます。
それに忙しい朝に時間を変更しようとして、間違ってやってはいけない時間帯で日付を変更してしまった事が1度だけありました。
もし時計はサブマリーナ1本だけの人ならデイトをお勧めします。備えあれば憂いなし、の考えでデイトがあった方が何かと便利だからです。それに仕事がカジュアルな服装の人もいるからです。
デザインはノンデイトの方がスッキリしてて見た目も好みです。やはりデイトがない方がクラシカルな雰囲気になりますからね。
どうしても日付があると、そこに目がいってしまいそれが違和感になるんですよね。日付だけモッコリしてるのも個人的にあまり好きではありません。
ネット上では自分でレンズを取ってしまう人もいるそうです!
私はそこまでする気はありません。あくまで比べてみたら…の話です。元々、付いているモデルに関しては特に気にしていません。
サイクロップレンズの視認性は抜群なんですけどね!!
11月からの購入規制でより手に入りやすくなった
人気のSSスポーツモデルは2019年の11月から購入規制がかかりました。指定のモデルを購入すると1年間は購入できなくなってしまいます。
その為、SNSやtwitterをみてるとデイトナやGMTマスターを狙ってる人が、サブマリーナ に出会い、泣く泣くスルーしてる人がいました。
購入規制があると…
「人気モデルはとりあえず購入しよう!」
という気持ちがなくなります。なのでデイトナやGMTマスターやグリーンサブなどの人気モデルはほとんど影響はないと思いますが、サブマリーナやエクスプローラーなどは比較的購入しやすくなったと思います。
とはいえ、これは入荷本数が多い都内のお話です。そもそも入荷が少ない地方にはあまり関係ないかもしれませんね…
ぜひ実際に試着して好きな方を選んでみてください!!